生コンクリートは見た目と違い、とてもデリケートです。

人によっては、セメント、砂利、砂、水をドンブリ勘定でかき混ぜてOK!

くらいのイメージを持っているかもしれません。

実際は大変な管理と手間と知識が要求される、非常に奥の深いものです。

 

それぞれの材料に、さまざまな種類があります。

材料の特性の違いがどのように影響して性質の異なるコンクリートになっていくのか。

それぞれをどのような組み合わせで配合すれば要求性能を満たすことが可能か。

材料の粒度(粉末度)、粒形が異なれば、配合の比率が変わります。

材料の含有成分が異なると、様々な化学反応を起こすため、その影響を考慮しなければならなくなります。

 

生コンの要求性能を満足するために、各生コン工場では過去からの膨大なデータを蓄積して利用します。

また、製造している生コンクリートを抜き取り、各検査項目をチェックして、

品質が確保されていることを確認するとともに、

事前に異常傾向がないかを把握する管理に日々努めています。

 

社会の基盤であるインフラ整備に必要不可欠なコンクリートは、

人の生命や生活を守る大切な役割を担っています。

要求性能が満たされない品質は、即人命に関わることに繋がります。

 

生コンクリートが社会に果たす役割はとても重要です。

我々炭平興産のスタッフは、最高品質の生コンクリートを安定供給するために日々努力研鑽しています。